幌内線

<幌内線>
函館本線岩見沢から幾春別までのびて、途中三笠から幌内炭鉱までの支線を持つ幌内線というのがあった(1987年廃止)。
Wikiによると道内で最も古い鉄道路線のの一部だと書いてある。
主に幌内炭鉱の石炭を運ぶ路線だったことから炭鉱が閉山して鉄道もなくなったという事だろう。
1975年(昭和50年)高1の春休みに行った。当時は、D51や9600が長い石炭列車を牽いていた。三笠から幌内までの線は9600が往復していた。4月の頭だというのにすごい雪で(次の日札幌から石北方面の列車に乗ったら上川で立ち往生した)、迫力のある写真が撮れた。。
しかし、三笠から幌内の線は雪が降りすぎて満足に撮れなかった。
さらに、残念な事に巻き上げ不良等でコマが重なったりして、多くの写真が没ってしまった。自分で詰めたパトローネが不良だったのかも知れない
現地で知り合った友人と共に小高い場所で撮影していると、すぐ横の家のご夫婦が、寒いから温かい葡萄酒を飲んでいかないかというので、お邪魔して、その温かい葡萄酒というのを頂いた。結構濃厚な味で私は飲めたが、友人は四苦八苦して飲んだ(笑)
私たちくらいの歳の子どもが居たが、病気で亡くなったのだそうだ。
この日は、雪の中を歩きすぎて、さすがの高1も疲れ果てて、駅の中のベンチでうつむいたまま眠った瞬間があったことを覚えている。