播但線2021.4.1

<長谷・新井>2021.4.1

桜が満開だというのと仕事の予定がずれたので懸案の桜の播但線を撮るべく姫路へ。
一昨年の春に満開の情報で来たときには、イマイチ咲いておらず、生野峠辺りは標高が高いので平地より1週間遅いと地元の人に教えてもらった。今回はツイッターで生野の桜を投稿している人がおり確認済み。 当初の計画では姫路駅前でレンタカーを借りるはずが、小さいクルマがなく(春休みだからでしょうか)、昨年の秋に借りた寺前駅のレンタサイクルに変更。ところが後述するとんだアクシデントでこれも中止に。

この日は4月下旬の気候とのことで6時前の電車でも全然寒くなく、姫路で乗り換えてからの車窓には、のどかな風景のあちこちに中に満開の桜が。桜の名所の壮大な桜も良いが、田舎でときどき見かける、畑の中にぽつんと立つ見事な枝振りの桜の佇まいは美しくもあり頼もしくもあり、しみじみと深い趣がある。

長谷駅付近で若い鉄道ファンと出会った。関東から青春18で来ているという。 それから3時間くらい一緒に場所を探しながら行動。話していると僕と同じように昭和の国鉄時代の車両が好きなのだそう。僕などは、ノスタルジーも手伝って好きなのだと思うが、彼らには実体験がないのに好きなのだ。三丁目の夕陽然り、昭和のモノにはノスタルジーではない魅力があるのだろうか。そういえば、旧車ブームも若い世代が多いようだ。

桜を入れて撮りたいと思ってきたのだったが、意外と良い場所に桜がなく、またあっても今度は電信柱や電線や様々な建設の邪魔が多かったりしてなかなか撮りずらい。もう桜を諦めて列車で移動。生野峠を越えてもうひとつ向こうの新井駅へ。 ここには、駅の外れにトラス橋がかかっているのだった。以前、通ったことがあるので、一度ちゃんと行きたいと思っていた。良い機会なのだった。災い転じて福となる。

新井駅、昔は急行も止まっていた駅なのだが、今は委託で限られた時間帯に人がいるだけで無人駅状態。 甘いものが欲しいなとコーヒーでも買いたかったが、コンビニはもちろん自販機すら見当たらない。 駅舎の中に居る人に、周辺には自販機もないと。すぐそこにあるけど壊れているって(笑)要するに駅のまわりには人家以外何もない(田舎あるある)。 撮影する列車までには、まだ40分くらいあるが、駅に座っていても仕方がないので周辺を散策に。 神社があったり公園があったり、もちろん畑も。あるいは、ちょっとした路地にやっているのかどうか分からない商店らしき店構えが。 あ、自販機があった。壊れていないか確かめて(笑)、帰りにコーヒーを買うことに。というようなことも楽しみながら新井駅へ帰ってきて、缶コーヒーでホッと一息。

乗る列車まで少し時間があるので、鉄道模型のジオラマの参考資料として駅のディティールを撮りに。インターネットになんでもある昨今だが、模型のディティール作りの資料になる写真は意外となかったりする。 1両だけの赤いディーゼルカーで、生野峠を越え寺前に着いたら18時。まだ明るい。日が長くなったものだ。冬に比べると長い時間撮れる。 あと少しで特急「はまかぜ」が来るので、それを撮って帰ることに。